習い事を続けるということ
現在小学3年生の娘は、ピアノとバレエと水泳を習っています。
どれも5歳になったころから始めました。
ピアノと水泳は、お友達が習っていると聞いて「私も習いたいな」と言ったタイミングで連れて行きました。
母もピアノと水泳は習ったらいいなー、と思っていたので「よし、今だ!行ってみよう!」という感じだったかな。
バレエだけは、母がお教室に連れて行きました。
身体はちょーカタい、ダンス苦手、もちろんバレエ経験なしの母なのですが、自分が苦手だからこそ、娘は小さい頃から少しでもやっておけばいいかも、と思ったのです。
最近は学校の体育でもダンスをけっこうやるらしいし、と心配だったこともあります。
あとは、まだ結婚もしていないころ、仕事で一緒だったおじさんと飲みに行ったとき、「うちの娘はバレエ習ってるから、こーんなに足が長いんだよ」とうれしそうに自慢していたのが妙に印象に残っていて。
申し訳ないけど、そのおじさんの容姿からそんなに足の長いお嬢さんがいるとは思えなかったので、半信半疑ながら「もし自分に娘が生まれたら、バレエやらせてみたいかもー」なんて思ったのでした。
そのすべての習い事を続けている娘ですが、年齢が上がるにつれて練習日も増えていき、現在おけいこのない日はほとんどありません。1日に2つのおけいこがある日もあります。
それぞれが中途半端になるのでは?友達と遊ぶ時間が少なすぎるのでは?といろいろ心配はあるのですが(心配というか実際そうなのですが)、今のところ、夫の「やりたいことはぜんぶやれ」が基本方針になっていて、娘の性格も「まぁ、やってみるか。やってみたら面白かったわ」という子なので、どれも楽しんでやっています。
娘が好きでやっていることとはいえ、周りを見ると、中学受験塾に行ってる子、最近行き始めた子がたくさんいて、不安になるんですよねー。
Z会やってるけど、圧倒的に勉強時間少ないし。
今の選択でいいのかなーって。
という状況の「迷える母」なのです。
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いろいろ話がとびますが、私がよくわからないな、と思うのは、水泳だと「平泳ぎ」に合格するまで習わせる、とか親が決めているパターン。
ピアノだと「〜が弾けるようになるまで」。「何歳まで」とか。「〜できるようになったらやめていい」とか。
ごめんなさい、そういうのを否定しているということではないのですが、それって嫌なのに習わされてる、っていうこと?
もともと嫌じゃなかった子も、やらなきゃいけないからやっている、ってマイナスに思っちゃわないのかな。
子供の場合、近い目標として「(まずは)平泳ぎができるようになるまでがんばろうよ」という応援はアリだと思うのですが、「〜できるようになったらやめていい」っていうのに違和感を感じちゃうんだよな。
なんで親が限界決めてんの?って。限界を決められている、やめることが決まっているチャレンジって。
どんな手を使ってでも(言いくるめてでも)、その先がなくても、平泳ぎができないよりはできた方がいいから、っていう親の愛なのかな。
そんなんだったら、平泳ぎできるとかって、どうでもいいことの気もするけど。